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エスコフィエの名前

このところインターネットチェックを時々しています。
今年の初めに、「オーギュスト・エスコフィエ」とYahooで検索し、トップにあった
Wikipediaに「ジョルジュ・オーギュスト・エスコフィエ」をみつけたのです。
私はオーギュスト・エスコフィエ専門の研究者ではありませんが、
いままで著した『フランス 食の事典』や日本エスコフィエ協会の
会報などでそこそこ資料を調べたりした中では、「ジョルジュ」の付いた
名前を見たことがありませんでした。

早速、古くからの友人であるポール・ネラ女史に問い合わせてみたところ、
2~3日後に答えが来ました。ポール・ネラさんは、おじいさんから三代続く
エスコフィエ研究家です。オーギュストの曾孫に当たりヴィルヌーヴ・ルーベ
にあるエスコフィエ財団の現会長ミシェル・エスコフィエ氏に尋ねたり、
エスコフィエ協会世界本部事務局長のジョネ氏に頼んでオーギュスト・
エスコフィエの出生証明書を取り寄せたりした他、所蔵の本や署名入りの
メニューにすべて目を通した、とのことでした。
どこを調べても「ジョルジュ」はでてきませんでしたが、ただひとつ、
ポール・ネラさんのおじいさんとエルボドなる人物がロンドンで出版した本に
この名が見出されるそうです。

エスコフィエ協会世界本部では検討の結果、公式見解としてエスコフィエの
正式名をジョルジュ抜きの「オーギュスト・エスコフィエ」とし、フランス語版や
英語版Wikipediaからポール・ネラさんが「ジョルジュ」を削除しました。

日本には、日本エスコフィエ協会と言う社団法人があります。
フランス料理の発展などを目的にしていますが、「エスコフィエ」の名前の
保護も行っているはずです。なのに日本語版ではいまだに「ジョルジュ・
オーギュスト・エスコフィエ」となっています。
10月の終わりに日本エスコフィエ協会事務局に日本語版Wikipediaの
変更を行うように申し入れました。

私もさほど暇というわけではありませんが、インターネットの海を泳いでいると
結構面白きことに出会います。
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