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カヴァ

記念日など何かおめでたいことがあるとフランスではシャンパンをあけます。
この習慣がアメリカ経由で日本にも伝わってきたので時々楽しい思いすることも多いでしょう。
でもシャンパンは随分値が張る、特に円高で輸入品が安くなっているはずのここ数年感じます。
そのせいかずっと安価なスペインの発泡性ワイン、cava が店先でみられるようになりました。
cava は、安いスパークリングワインにありがちな白ワインに炭酸を加えたものではなく、いわゆるシャンパン方式でつくっています。ワインの二次発酵、つまりリンゴ酸発酵を瓶内で行っているのです。

酒店の表示は“カヴァ”。
大新聞はいまだに va をバ,vo をボと b の発音表記にしていますが、他のメディアはそれぞれヴァ、ヴォとすることが珍しくなくなってきました。スペルが cava なので英語やフランス語読みをして“カヴァ”としたのでしょう。でもおしゃれでもなんでもなく、ただのまちがいです。スペイン語の発音は b と v を区別しないのです。特に南米のスペイン語ではまったく同じに発音します。スペインでは v の音は両唇を完全には閉じないで ワ に近いバだし、ウォ に近い ボ です。いづれにせよ“ヴァ”ではありません。イタリア語やフランス語などラテン語起源の言語では変化してしまったラテン語の影響が、おそらくこの発音に関してはスペイン語に残っているのでしょう。皆さんもローマ時代の遺跡の石碑などに刻まれている文字を眺めると全部大文字で、その上、U の字がないことに気付いたのではありませんか。

どんな言語でも英語にあてはめて仮名書きするとこんなことになってしまうのでお互い気を付けましょうね。とはいうものの世の中すでに“カヴァ”で通ってしまっているようです。

やれやれ、がまた増えましたが、せめてカバでも楽しみましょう。

日仏料理協会
宇田川政喜
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