スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

「フランス 食の事典」における語源について

ブログ第2回目にして本来の「フランス最新情報」から脱線してしまうことをお許しください。

さて、フランス料理のメニューには、普段みかけない片仮名が頻出します。いわく“アンティーヴ風”“コンデ風”“ポピエット”“ブーダン”などなど。料理人であればどういう料理かはわかっても客にはちんぷんかんぷん。だから客席に現れた料理長に尋ねるわけです。『この意味は何?』聞かれた方だって知りません。この料理はこういう名称なんです。という以上には答えられないことが多いのです。
2000年に出版した『フランス 食の事典』は本来こういう場面を想定して料理長が客に答えられるように書いたものです。食に関することを歴史・地理・社会基盤の支店から俯瞰できるように工夫した事典なのです。この中で特に力を注いだのが、用語の語源や由来です。
先日、フランス語教室の生徒の一人にラテン語に小文字はあるか、と質問されました。確かに『食の事典』にはギリシア語、ヒンディ語などをラテン語系アルファベットで小文字で表しています。でもギリシア語やそれから派生したスラブ語言のロシア語などはキリル文字(αβγ…)ですし、ヒンディ語も全く異なる文字体系があります。古典ギリシア語やラテン語には小文字がありません。ラテン語の小文字は、おもに聖書の写本を修道院で大量に手書きで作成していく過程で創り出された、と推測されています。だから“語源”というからには本当は、それぞれの時代の文字形式で書くべきだったのかも知れません。でも、それではほとんどの読者は読めません。もしかして併記すべきなのでしょうか。
皆さんのお考えをお聞かせください。
スポンサーサイト

comment

管理者にだけメッセージを送る

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます
プロフィール

AFJG

Author:AFJG
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。