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エピクロスの晩餐会

10月28日月曜日に世界のレストランでいっせいに同じメニューで晩餐会が開催されます。
近代フランス料理の始祖といわれるオーギュスト・エスコフィエ生誕を記念してその弟子たちが集うエスコフィエ協会主催でパリ、ニース、ロンドン、ニューヨーク、東京、北京など世界中の料理長がエスコフィエの同じ献立の料理をつくるのです。

1846年10月28日ニース近郊のヴィルヌーヴ・ルーべ村に生まれたオーギュスト・エスコフィエはニースでの料理修行の後、パリそしてロンドンで料理人として大成功をしました。料理を通じてフランスに多大なる貢献をしたとしてレジョン・ドヌール勲章を授与され、晩年にはle Guide culinaire(=調理指南書)という1000ページにも及ぶフランス料理の技術指導書を仲間と共に書き上げました。1938年2月12日に亡くなってからもその弟子たちの活動は衰えることがなく、弟子の一人であるジョゼフ・ドノンの寄付による財団と料理ミュジアムの創立、弟子の会としての社団法人の設立と続きます。

現在そのフランス社団法人は“Disciples Escoffier(=エスコフィエの弟子たち)”と呼ぶ協会のもと世界中に存在し、もちろん日本でも“社団法人日本エスコフィエ協会”の名のもとに活動をしています。
Fondation Auguste Escoffier
Disciples Auguste Escoffier
日本エスコフィエ協会

この協会の音頭で今年はPoule au pot(=鶏の壺煮込み)をメインディッシュとして展開します。本来はフォワ・グラやトリュフを加えた鶏レバーや砂肝のファルスを雌鶏の腹に詰めて鶏のブイヨンでゆっくり煮込むのですが、ももや手羽に詰めてもいいのです。
丸鶏で調理するとサーヴィス時に技術が必要になります。昔の切り分け技術を持ったサーヴィス員のいるレストランしか提供できません。日本ではホテルオークラ東京と静岡県森町のレストラン三鞍の山荘、それに横浜のブラスリ・リパイユ元町がチャレンジします。

※ ホテルオークラ: ラ・ベル・エポックオーキッドルーム
三鞍の山荘
リパイユ元町

この機会に古き時代の料理を世界の人たちと同時に味わってみませんか。

日仏料理協会
宇田川政喜
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