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パリ、リヨン駅

このコラムで9月に「マルセイユ その2」を書きました。その際youtubeの画像付きでパリのリヨン駅を紹介しましたが、今回はその2階にあるレストラン、ル・トラン・ブルーなどのお話です。

日本では東京駅は東京に、京都駅は京都にあるのが常識ですが、リヨン駅はパリの駅です。リヨンやマルセイユ、ニース方面に向かう列車のターミナルで、東京の上野駅の趣があります。『ふるさとの訛なつかし 停車場の人ごみの中に そを聴きにゆく』と石川啄木の詩にあるように上野駅には東北地方から上京し、あるいは帰省する人たちが彼らの訛りで話すために東北情緒に溢れていました。リヨン駅でも地中海訛りのフランス語が飛び交い、パリにいるのにまるでマルセイユの下町にいるような気になるのです。

駅の中央辺りにあるアール・ヌーヴォ式の階段を登って同じスタイルの扉を押すと、そこには少し古びてしまったもののベル・エポックの世界が広がります。天井から壁面、テーブル、コート掛けに至るまで昔のまんま。30年前はミシュランレストランガイドブックで一つ星が付いていたレストラン、ル・トラン・ブルー le Train bleu は駅のレストランだけあって何時でも食事ができるし、お茶だけでも注文ができます。メニュー内容は今では普通のレストランと同じような品が並んでいますが、かつてはリヨン料理がスペシアリテとして並んでいました。わが友でシャルキュトリのMOF、ジョルジュ・ドラングル氏がリヨン風クネルを卸していたことが思い出されます。
https://www.youtube.com/watch?v=pLSor5REIl0


リヨン駅と言えばシャンソン歌手バルバラがその歌を歌っています。私はバルバラの r の発音が好きです。咽喉内突起、通称のどチンコがころころ揺れて球を転がしているようです。
“暗いパリからヴェネチアへ行ってゴンドラに乗ろうよ、カプリへ行こうよ、だからリヨン駅に来てよ”ってな内容です。
https://www.youtube.com/watch?v=2vABvrHgsps

ブラスリ・リパイユ元町で21日、22日に催すボジョレ・ヌーヴォのディナーでは友人の井元幸子さんが日本語でこの歌を歌ってくれます。今から楽しみです。

日仏料理協会
宇田川政喜
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